これは元々 PDF リーダーという位置づけだったが、昨日が追加された結果万能なローカルストレージと化している。PDF だけじゃなく、音楽や動画も入れることが出来るし、さらには Safari 独自のファイル形式である WebArchive や普通の HTML も見れてしまう。その GoodReader の自分流の活用方法を紹介する。
技術文章を読むための3つの活用方法
以下3つの活用方法を紹介する。主な目的はネットに繋がなくても技術文章を読んで暇をつぶすことにある。ネットに繋がないiPhoneなんて意味が無いのではないかと思われてもしょうがない。APN Disabler を使って3G ネットワークへの接続を自主的に禁止しているからだ(電話と wi-fi は利用出来る)。
PDF リーダとして
GoodReader はもしかしたら Adobe Acrobat Reader よりも高速化もしれない。それくらい快適に閲覧できる。技術的なことが入っているPDF は何があるだろうか。一例を挙げてみよう。
- OpenGL/OpenCL/OpenVG などの Khronos Group の仕様書やリファレンス
- W3C による HTML5 の仕様書
- Adobe が公開している Flash や Flex の開発ガイド
- プレゼン資料
他にも英語版 Wikipedia では新インターフェースによって、単一または複数の記事を PDF に出力する機能がある。英語が読めれば、そちらを活用するのもひとつの手。日本語版にも早く提供して欲しい機能の一つ。
HTML に保存して読む
GoodReader はローカルな HTML ブラウザとしても活用出来る。例えば Doxygen を用いてソースコードをドキュメント化し、出来上がったファイルを ZIP に圧縮して GoodReader に入れればその ZIP を解凍して見ることが出来る。ただし、ファイル数が多いのでひとつ上のディレクトリにリダイレクトするだけの HTML を用意した方がよい。
WebArchive を作り出す
WebArchive は MacOSX 版 Safari で保存すると作成される。これはひとつのHTMLに含まれる画像やスクリプトをバイナリとしてまとめて入れるファイルであり、GoodReader も読むことが出来る。Safari にはクリッピング機能があり、指定された位置から HTML の要素を抜き出し、それを WebArchive として保存することが出来る。特にこの機能は構造化されたブログや Wiki などで有効である。実際、golang.jp の内容をこの方法で個別に WebArchive 化して読んでいる。
まとめ
(自己流の)活用方法としてPDFリーダ、ローカルなHTMLブラウザ、WebArchiveを作り出して読む方法を紹介した。これらを活用することにより、ネットに繋がずともローカルで技術文章を読むことが出来る。
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