2010年7月30日金曜日

obj-mqo: Metasequoiaモデルを表示するライブラリ

自分が抱えている主なプロジェクトは sourceforge.jp を開発拠点としていますが、github を開発拠点としているプロジェクトがあります。それが MacOSX 及び iPhone 上で Metasequoia オブジェクトを表示させるために作られた objc-mqo (GLMQ.framework) です。

メタセコイアで作られたモデルを表示させるライブラリなら GLMetaseq (C/C++) や Metasequoia for AS3 (ActionScript3) があります。obj-mqo を作ったのは約 1年前ですが、元々作った経緯として

モデルを表示する処理の基礎は GLMetaseq とほとんど変わりませんが、ファイルを解析する処理について行単位ではなく、文字単位で処理されている面で大きく異なります。また、テクスチャを読み込む部分について iPhone 対応のためにファイルまたはネットワークに依存することなく処理できるように作られています。

元々 Metasequoia のモデルをなんとなく表示出来ればいいように作られているので、全てのモデルを表示できるわけではありません。例えば細分化曲面の手法の一つであり、Metasequoia でも実装されている Catmull and Clark については対応していません。

また、obj-mqo は名前を示すとおり Objective-C で作られているので、基本的に MacOS または iOS 搭載の端末しか動作しません。あくまで趣味的な意味合いで作られたものなのでもし使うなら objc-mqo を拡張して使うのが望ましいかもしれません。

5 件のコメント:

  1. はじめまして、iPhoneでmqoファイルを読み込みたくて、検索してこちらを見つけました。こちらでプロジェクトを作成し、使ってみようとしたのですが、使い方が分かりません。
    GLMetaseqと同じと記述がありますが、ソースコードを拝見したところmqoCreateModel関数などが定義されていないように見えます。これは、別途GLMetaseq必要なのでしょうか?よろしくお願いします。

    返信削除
  2. 先ほど使い方を示した iOS 用のプロジェクトを追加しました。ゼロドキュメントで申し訳ないです。objc-mqo はもはや保守していません。機能も無いので、単に表示する程度しか使えません。

    返信削除
  3. ありがとうございます。無事読み込めました。ところで、ライセンスの記述が見当たりませんが、こちらのソースを利用したアプリをApp Storeに申請しても問題有りませんでしょうか?

    返信削除
  4. objc-mqo はソースにありますが、MIT ライセンスです。なので使っている旨をアプリ内か、もしくはアプリからリンクを貼ってそのリンク先先に示せば良いです。

    返信削除
  5. ありがとうございました。すいません。ソースコードの中に記述してあったんですね。見落としておりました。それでは、アプリ内に使用している事を記述する事にします。

    返信削除