2011年9月3日土曜日

MikuMikuStudio を試してみた

つい最近話題になった MikuMikuStudio に実行バイナリがあることがわかったので実行する過程までだけどレビュー。

ダウンロード

まず JRE (Java で書かれたアプリを実行するのに必要なモノ) と JDK (Java アプリを開発するために必要なモノ) が必要です。

整えたらここからダウンロードできます。バイナリはどのプラットフォームも約 200MB とおそらく互換モノの中では最大級。これは MMDAgent の約 2.5 倍、MMDAI2 の約 10 倍、本家の約 30 倍近く。NetBeans 由来のライブラリを含めているというのもあると思います。

実行

実行すると NetBeans を使ったことがあるなら見慣れたローディング画面が出てきます。最初の起動時にプロジェクトファイルが要求されるので(無視可能)、MikuMikuStudioSample_GoMyWay.7z を 7zip で解凍して出てきたディレクトリを指定して実行します。あとは「サンプルを実行してみる」の通りに実行すればレンダリングされます。

結果

残念ながらレンダリングがうまく行かなかった...。おそらく MBA に搭載されているグラフィックスカードである Intel HD Graphics 3000 とシェーダの相性が悪かったと思われます。NVIDIA 系のグラフィックスカードしかまだサポートされていないですし。

UI

MikuMikuStudio の UI は NetBeans まんまなので、使ったことがあるならある程度把握できるかもしれませんが、そうでなければかなり敷居が高いかもしれません。

まとめ?

MikuMikuStudio を一言で言えば「MMD のモデルやモーションをプログラマブルに利用でき、開発を支援するための NetBeans ベースの IDE」、つまりプログラマ向けのアプリ。今のところまだあまり一般向けとは言えない感。NetBeans 由来なせいか結構重いです... ちなみに MMDAI2 と競合するかというと根本的に設計から違いが大きいのでないと思ってます。

2 件のコメント:

  1. はじめまして。作者です。
    まだ開発を始めて間もないためGUIの方はまだほとんど出来ていません。

    Intel HD Graphics 3000 はスキニングがうまく動かないようです。簡単に直りそうなのですがハードを持っていないため作業出来ていません。

    開発はCore2Quad GeForce7600GTで行っています。このくらいのマシンでしたらストレス無く動くと思いますが、メモリーは3GB以上欲しいところです。

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  2. MacBook Air に対応しました。
    メニューのHelp-Check for Updates でアップデート出来ます。
    動かせるデモはこちらです。
    Launchを押せば起動します。
    (終了はEscキー)
    http://chototsumoushinp.dip.jp/miku/souko/hd3000test/

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