2013年11月24日日曜日

@mmd_kankore_bot と @mmd_touken_bot の説明書

@mmd_kankore_bot と @mmd_touken_bot の説明書です。前者は「艦隊これくしょん」の、後者は「刀剣乱舞」の MMD を使用して作成された niconico 上の動画または静画の投稿情報を逐一ツイートする bot です。

MMD 刀剣乱舞 bot さん(@mmd_touken_bot)はニコニコ動画またはニコニコ静画上の「MMD刀剣乱舞」タグをつけられた動画または静止画の新着情報をツイートします。



MMD 艦これ bot さん (@mmd_kankore_bot) はニコニコ動画またはニコニコ静画上の「MMD艦これ」タグをつけられた動画または静止画の新着情報をツイートします。
技術的な情報は「MMD 艦これタグ bot さんの試験運用開始しました」にて。

2013年11月1日金曜日

MMD 艦これタグ bot さんを試験運用開始しました

@mmd_kankore_bot という「MMD艦これ」でタグ検索した結果を Twitter に投稿するだけというシンプルな bot の運用を開始しました。ニコニコ動画とニコニコ静画(春画は除く)を対象としています。

軽く技術的な話をすると 100 行程度の Ruby のコードで構成され、niconico の新検索 API を使っています。本来横断検索が出来るみたいですが、ソート対象のカラムがうまく横断検索してくれなかったので、仕方なく動画と静画、個別のリクエストを送って処理しています...。

ちなみにですが今日 MMDAI2 コミュニティ が誕生してから2年目となる日だったりしますが特に何も用意していません。すみません。それと艦これ秋イベント開始日でもありますが多分 E1 だけやるかもしれませんがそれ以降は特にやる気なし...。

2013年9月23日月曜日

Flash が この先生きのこるにはという題にしようかと思ったけどやめた。今昔物語。


Flash 7/8/9 黄金期

YouTube やニコニコ動画がはじまったあるいは有名になったのは 2006 年末でそのころの Flash は 8 か。2005 年の Flash 7 は動画配信をサポートし始めたとともに同年 YouTube も誕生した。いってしまえば YouTube とニコニコ動画は Flash なしで発生することはありえなかったといってよいだろう。

2008 年に Flash 9 が出て FLV コンテナに含むことの可能なコーデックである Sorenson 1 や VP6 2 よりも大きなアドバンテージのある H.264 をサポートしたことによってさらに勢いが加速したような気がする。その一方で Flash 10 は記憶に残るほど大きな改善はなかった記憶しかない。

iPhone の登場

Flash の分岐点となったのは iPhone か。iPhone は Flash をサポートしないどころか今はなき Jobs 氏に事実上の厄介者呼ばわりされたことは今も記憶にあるだろう。3 この頃から HTML5 がモバイルプラットフォームの王者として政治的に強くなった。そして Flash は iOS において Adobe AIR を使ってひとつのアプリになるしかなくなってしまった。Android でも一時期あったブラウザ組み込み型は開発が AIR に一本化され姿を消した。

Flash Lite も 4 を最後に Flash Player に統合された。しかし、スマホにおいてはデファクトスタンダードは HTML5 とそれぞれの OS にモバイルアプリによって取って代わられた。

Flash11

その後出た Flash11 は Stage3D 4 と CrossBridge 5 a.k.a FlasCC の本格的なサポートが目玉機能だが、前者を本格的に使っているところはあまり無い気がするし、後者は使った身としてコンパイル速度の遅さが Objective-C++ かそれ以上と致命的な点でこれでは流行らないだろうという気がしている。パラダイムシフトが起こりえるとは考えにくい。

昔と違って HTML5/JavaScript の技術的飛躍は凄まじく6、先ほどの Stage3D は WebGL 7 が、CrossBridge は emscripten 8 が競争相手となっている今日では Flash でなければ出来ないような領域が急速に狭まっている。カメラ及びマイクのアクセスや RTMFP 9 も WebRTC 10 が対抗している。あるとすればクローズド故の DRM だろうか。残念ながらそれも、だ 11。そうするとロードマップの話になる。

今後

ロードマップ 12 から新しい言語が当初予定されたがその後の更新でなくなってしまったことを考えるとそこまで開発リソースをかけるわけにはいかなかったのだろう。今後 Flash はゲーム方面及びリッチな動画再生環境としての路線を持って行きたがってるようだがゲーム方面で Unity 13 という強力なライバルとどう戦っていくのだろうか。

そんなこんなだが Flash12 はいつ出るだろうか。


  1. http://en.wikipedia.org/wiki/Sorenson_codec

  2. http://ja.wikipedia.org/wiki/On2_VP6 (On2 社は Google に買収されてその後の VP8/VP9 をなすことになる)

  3. http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1002/22/news035.html

  4. http://www.adobe.com/devnet/flashplayer/stage3d.html

  5. http://adobe-flash.github.io/crossbridge/ (昔は Alchemy/FlasCC という名前だったが CrossBridge として OSS 化された)

  6. http://www.adobe.com/jp/devnet/flashplatform/whitepapers/roadmap.html

  7. とはいえ Flash Player はクロスブラウザな点でウリだが IE と Chrome とそれ以外と微妙な感じが出来ている...。

  8. http://www.khronos.org/webgl/ (最近になって WebGL2 が策定され始めた)

  9. https://github.com/kripken/emscripten

  10. http://tools.ietf.org/html/draft-thornburgh-adobe-rtmfp‎ (RTMFP は現在 IETF で仕様の草稿策定中)

  11. http://www.webrtc.org/

  12. http://news.mynavi.jp/news/2013/05/14/045/index.html

  13. http://japan.unity3d.com/blog/?p=998

2013年2月10日日曜日

オープンソースと MMDAI

何故 MMDAI/VPVM がオープンソースで行われているか一度も聞かれていないがもし聞かれた場合に答えられるようにと久しぶりに記事を書き起こした。加えて MMDAI と MMDAgent とその派生も整理して見ることにした。