2011年8月5日金曜日

MMDAgent 1.1 の新機能と注意点

8/4 に MMDAgent 1.1 がリリースされ、MMDAI と同じように他のプラットフォームでも動作するようになりました。ですが、いくつか注意点があります。(12/4 追記)

MMDAgent の他プラットフォーム対応での注意点は以下のとおりです。
  • MacOSX と一部除いて Linux におけるバイナリの配布がない
  • Windows 以外でのテキスト表示は対応していない
  • 幾つかのコマンドが機能しない(無視される)
    • EXECUTE
    • KEY_POST

まず一番目ですが MacOSX のみまだバイナリがありません。Xcode と MacPorts をインストールすれば動かせますが、開発者以外にとって導入の敷居が高いです。

次にテキスト表示に対応していません。これは Windows 固有の機能を使っている為で、MMDAI でも同じ問題を抱えているため代わりに動作ログを提供しています(MMDAI2 はテクスチャに文字をレンダリングさせることによって実現している)。

EXECUTE/KEY_POST コマンドはプラグインが Windows に依存しているため機能しません。

MacOSX 版は Carbon バイナリとして作成され、Carbon の仕様上 32bit アプリケーションになります。MMDAI は Cocoa バイナリとして生成しているため、64bit に対応しています。

Windows XP 上でクラッシュする?

MMDAgent 1.1 ではどうも Windows XP 上で動かすとクラッシュするっぽい(未確認)? SVN 版では 9/30 の時点で修正されているが、この修正を含んだバイナリの公式配布は現在ない。

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